先日大きな話題になったインテルの「給与返上要請」。オーナーのスティーヴン・チャン氏が選手らと会談し、クラブの財政的支援のために2ヶ月分の給与を返上してほしいと求めた。
その会談は45分間続いたそうであるが、今後数日間で選手それぞれと個別の交渉が行われる予定だという。
『Gazzetta dello Sport』によれば、もしこの交渉が順調に進んで全選手が2ヶ月分の給料を削減することに合意した場合、インテルはおよそ2500万ユーロ(およそ33億円)の節約になるとのこと。
ただ、今回の会計年度が6月末までとなっているため、インテル側はそれまでに全選手との交渉を完了させる必要があるという。なお、『Libero』によればインテルは5月末までに11月、12月、3月、4月分の給与を支払う義務があり、総額では6000万ユーロになるとのことで、そのうち半分程度を節約したいと考えているという。
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しかし今季で契約が終了する選手については給与減額に納得する可能性が低いとも伝えられており、当然他の選手や監督にも受け入れられるとは限らないと報じられている。