この冬にリヴァプールからサウサンプトンにローン移籍した日本代表FW南野拓実。加入当初は鮮烈なゴールを決めたが、その後は鳴りを潜めている。
インターナショナルマッチウィーク明けからは出場機会が激減。負傷したダニー・イングスに代わって先発した先日のレスター戦までは一切起用されなかった。
そうしたなか、『Liverpool Echo』では、南野の現状を特集。現地記者はこんな話をしていた。
トム・リーチ(Liverpool Echoサウサンプトン担当)
「(最近の南野の出場が少ないのはなぜか)
実際のところ、その問題は謎のままだ。
彼のプレータイムがこんなに乏しい理由について、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督が本当に答えたことは一度もない。
指揮官は、南野が気に入っており、チームにいてくれて満足だとしか答えていない。
唯一の答えは、彼が南野をテオ・ウォルコットやネイサン・レドモンドらほどは高く評価していないということに思える。
南野にとって大打撃だったのは、FAカップ準決勝の頃だった。
ラルフは選手たちにいくらか休みを与えるためにその前の試合でチャンスを作った。
その間ずっと南野はベンチに座り続け、5週間も起用されなかった。なぜなのか?謎だ」
ただ、リヴァプールとサウサンプトンは南野について定期的に話し合っており、それらはポジティブなものだったそう。
とはいえ、セインツはウォルコットを完全移籍させようと動いている一方、南野についてはそのような動きは見せていないとのこと。