19日に発表された欧州スーパーリーグ構想は、それからわずか2日で12チーム中一0チームが脱退を発表するという大混乱に陥っている。

『Mirror』によれば、脱退を表明したクラブの一つであるチェルシーのオーナー、ロマン・アブラモヴィッチ氏が激怒しているという。

チェルシーは発表から1日で撤退しているが、火曜日に行われたブライトン戦では大きな騒動があった。

試合前に本拠地スタンフォード・ブリッジへと入ろうとするチームバスをファンの集団が取り囲み、激しい抗議活動を行ったのだ。

クラブのレジェンドでもあるペトル・チェフ氏が自らファンの中へと入り説得を試みるという衝撃的な場面もあり、大きな話題になった。

記事によれば、実はチェルシーはこの時点ですでにスーパーリーグから撤退するという決断を下していたという。その理由はアブラモヴィッチ氏の反発だったそうだ。

もともとこのスーパーリーグ参戦は会長のブルース・バック氏が主導しており、アブラモヴィッチ氏は彼の判断を信頼し任せていたという。

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しかしながら発表からまもなくファンからの激しい抗議が行われ、アブラモヴィッチ氏は自身のイメージダウンを懸念、ファンの気持ちを考えていない判断だと激怒したとのこと。

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