先日大々的に発表された欧州スーパーリーグ構想。すでに12のクラブが参戦を表明しているという。

UEFAチャンピオンズリーグを脱退して新しい大会を作るという計画で、15のクラブが成績にかかわらず常に参加するというクローズドなシステムになると発表された。

レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長がその計画のトップに立つことが発表されており、その発言には大きな注目が集まっている。

しかし『Sport1』によれば、レアル・マドリーのMFトーニ・クロースは兄弟とのポッドキャスト『EinfachmalLuppen』でスーパーリーグに対して以下のように話していたという。

トーニ・クロース

「残念ながら、我々は選手であるからして決定権はない。FIFAやUEFAの操り人形にすぎないからね。

もし選手の組合があったのならば、サウジアラビアでスペイン・スーペルコパを行うことはなかっただろうし、UEFAネーションズリーグもすることはなかったさ」

フェリックス・クロース

「この欧州スーパーリーグ、そしてUEFAネーションズリーグで優勝することに価値があるのだろうか?

伝統は最も重要だ。誰もが1954年の大会で優勝した世界王者を知っているが、では最近UEFAネーションズリーグで優勝したチームは?誰も知らない。それはお金が全てだからだ」

【写真】弾丸放て!ウイイレ2021「キック力最強のセントラルMF」TOP10

トーニ・クロース

「僕は、物事が順調に進んでいるときはそのままにしておいてほしいということを好む人間だ。チャンピオンズリーグも、EUROも、リーグも、一流の商品だ。

我々無しでやってほしいところだね。参加しない。やめるのにいい時期かもしれないね」

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介