先週末に行われたトッテナム・ホットスパー対マンチェスター・ユナイテッドのビッグマッチは、1-3のスコアで終了した。

エディンソン・カバーニのシュートが決まったものの、スコット・マクトミネイの手がソン・フンミンの顔にあたっていたためにゴールが認められない…という場面も大きな話題になった試合だ。

【動画】「検閲対象」になったトッテナム対マンチェスター・ユナイテッド。何が一体まずかったのか…

そして『Mirror』によれば、この試合は中東の国イランにおいてなかなか難しいものになったそう。

イランではこの試合を生で放送していたのだが、なんと90分のプレー中に100回以上の場面が検閲の対象になったという。

その理由は、この試合の副審を女性のシアン・マッシー=エリスが務めていたためだ。

彼女はブルカやチャードル、ヒジャブ(イスラム教国で使われる女性の髪の毛を隠す布)を着用しておらず、ショートパンツスタイルであったために膝が露出していた。

そのため厳格なイラン政府のルールに従っている国営放送ではこれを映すことができず、彼女が映るたびにスタジアムの外やロンドンの街の映像が流れたという。

ちなみに試合の終わりには、解説者が「この地域を紹介する番組をお楽しみください」と冗談を言っていたそう。

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