日本人選手が多く所属するシント=トロイデン。
延期されていたワースラント=ベフェレン戦に2-4で勝利し、ベルギー1部リーグ残留を決めた。
橋岡大樹の判断ミスから先制を許すも、2人の退場者を出した相手に鈴木優磨が2ゴールを奪取。痛恨ミスがあった橋岡も鈴木の2点目をアシストしている。
シーズン17ゴールとなった鈴木は試合後にこう述べていた。
鈴木優磨(シント=トロイデンFW)
「橋岡くんも1失点目は自分のミスって分かってるし、前半は引きずってましたけど、後半は何とかとり返したいという思いが。また、まぐれクロスで点をとれました(笑)」
「前節(イロンベ・エンボヨに)PKを譲って、なんで蹴んなかったとか色々言われたんですけど、サッカーって本当に人によくしたら絶対に返ってくると僕は思っている。
それでボヨさんが久しぶりの得点で自信がついて、今日2点とっているし、逆に僕が今日2点とれたのは、そういうところで自分の我を出し過ぎずに、チームメイトのことを考えた結果が今回につながっていると思う。
サッカーって本当にギブアンドテイクで、いいことしたら必ず返ってくると僕は信じている。
今回の勝利とボヨさんの2得点と僕のゴールは満足できるものです」
前節も橋岡のアシストからゴールを決めた鈴木。まぐれクロスとジョークを飛ばしつつ、感謝していたようだ。
なお、『Sporza』によれば、鈴木がお父さんみたいと慕うエンボヨも「残留したのは大きな安堵」と語っていたそう。