ラツィオのプリマヴェーラに所属している19歳のMFダニエル・ゲリーニが、交通事故によって死亡したとのこと。

『repubblica』によれば、事故が発生したのは水曜日の午後8時ごろ。ゲリーニは二人の友人、ティツィアーノ・ロッツィとエドアルド・デ・ビアージとともに、スマート・フォーフォーで道路を走行していたという。

そして、パウミロ・トッリアッティ通りとロマニスティ通りの交差点に差し掛かったとき、67歳の男性テモ・セバスティアーニ氏が運転するメルセデス・Aクラスと衝突したとのこと。

ゲリーニはこの事故によって車から投げ出されてしまい、不運なことにその後スマート・フォーフォーの下敷きになってしまったそう。

現場に到着した消防隊のジャッキによって車の下から運び出されたものの、残念ながら体の損傷が激しく、すでに息を引き取っていたとのことだ。

なお、エドアルド・デ・ビアージも深刻な状況にあり、病院の集中治療室で危険な状態にある。またティツィアーノ・ロッツィも重傷を負っているとのこと。

一方でメルセデスを運転していたテモ・セバスティアーニには大きな怪我はなく、軽傷を負ったのみであったと伝えられている。

ダニエル・ゲリーニは3月21日に19歳になったばかりのMFで、ラツィオのユースでプレーしたあと、2年間トリノに所属し、今年1月に復帰していた。良いスピードを備えていたウインガーであり、U-15~16ではイタリア代表にも選ばれていたという。

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2020年9月にはラツィオを相手にこのようなフリーキックも決めていたとのこと。

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