復活したレンジャーズが10年ぶりにリーグ戦を制したスコットランド。
このほど、宿敵セルティックとのダービーマッチであるオールドファームが行われた。ライバル対決の試合前にあった異例の光景が話題になっている。
セルティックのキャプテンであるスコット・ブラウンがレンジャーズ選手のもとに歩み寄ると、握手とハグを交わしていたのだ。
A great moment as Celtic captain Scott Brown shows his support to Rangers' Glen Kamara 💪 pic.twitter.com/FlPQk6OEKX
— Football Daily (@footballdaily) March 21, 2021
ブラウンが声をかけたのは、レンジャーズMFグレン・カマラ。
彼はELスラヴィア・プラハ戦で相手選手から「クソ猿」と人種差別的な侮辱を受けたと訴えた選手だ。
35歳のブラウンはセルティックで600試合以上を戦ってきた猛者。ライバルへの敵対心は人一倍強いはずだが、「レンジャーズ選手かセルティック選手かは関係ない。(人種差別は)試合の一部であってはならない。俺たちも一緒だということ、支持することを示しただけさ」とカマラへの支援を誓っていた。
How about this for a classic derby moment? Nakamura's ridiculous swerving effort for @celticfc v Rangers from 2008. pic.twitter.com/ZCcpuJ4dv6
— SPFL (@spfl) September 8, 2016
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なお、セルティック・パークでの試合は1-1の引き分けで終了している。