これまでマインツ05、ボルシア・ドルトムント、そしてリヴァプールを率いてきたユルゲン・クロップ氏。
今回彼が『Bild』のインタビューで「これまで管理してきた中で最も素晴らしかった選手は?」と聞かれると、以下のように答えたという。
ユルゲン・クロップ
レヴィ(レヴァンドフスキ)のことを抜きにして語るのは、他の選手に対してフェアではないね。
彼が自分のポテンシャルから生み出したもの、今のような選手になるために自らを駆り立てた方法、それらは傑出しているよ。
もしあらゆる選手がレヴァンドフスキのような成長を遂げたとしたら、サッカーの世界は完全に狂ってしまう。
すべての選手がすべてのデュエルに勝ち、サイドバックはすべてのクロスを成功させ、中盤の選手は無敵の1対1を持ち、ウイングは正確なボールを蹴ることができるだろう。
レヴァンドフスキは今のようなゴールマシンになるために必要なすべてのステップを踏んできたんだ。
彼はあらゆる状況において何をすべきなのか正確に知っている。まるで完璧なマシーンのようだ。
自分が素晴らしいコーチであるかのように見せてくれた彼や他の選手に、感謝を伝えたいよ」
ドルトムント時代には4シーズンで131試合に出場、通算74ゴールという結果を残し、リーグ優勝に貢献したレヴァンドフスキ。
バイエルン・ミュンヘンに移籍してからも常にゴールを量産しており、190試合で162得点というとてつもない記録を残している。
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長く指導者を務めてきたクロップ監督も、レヴァンドフスキの努力による成長は感銘を受けるものだったようだ。