アジアサッカー連盟(AFC)は18日、「中国の江蘇FCがAFCチャンピオンズリーグから撤退することが確認された」と発表した。

昨季までは江蘇蘇寧という名前で活動していた江蘇FCは、2020年にクラブ史上初めての中国超級リーグ優勝を果たした。

しかしながら、新型コロナウイルスの影響もあって親会社の蘇寧グループがサッカーへの投資から撤退することを決断した。

2月まで待機を余儀なくされたあと江蘇FCは活動の全面停止に追い込まれ、今回AFCチャンピオンズリーグからも撤退することが決まったとのこと。

中国からは山東泰山もAFCのライセンス違反があったとしてチャンピオンズリーグへの出場権を剥奪されており、同国2チーム目の撤退となった。

江蘇は名古屋グランパス(日本)、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と同じグループGに入っていたが、これによって組み合わせは変更を余儀なくされた。

ただ中国からの補充ではなく、残りの1枠をプレーオフで争う予定だった浦項スティーラース(韓国)とラーチャブリー(タイ)の両チームがグループステージに加えられることになった。

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したがって、グループGは名古屋グランパス、ジョホール・ダルル・タクジム、浦項スティーラース、ラーチャブリーの4チームで構成されることとなる。その試合は6月21日~7月7日にタイで集中開催される予定だ。

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