アジアサッカー連盟(AFC)は12日、現在行われている2022年ワールドカップに向けたアジア2次予選(兼アジアカップ2023予選)を、グループごとに集中開催することを発表した。
期間は5月31日~6月15日。各グループの開催地は以下の通りとなっている(※順位の括弧内は2021年3月12日時点での勝点)。
グループA
順位:シリア(15)、中国(7)、フィリピン(7)、モルディブ(6)、グアム(0)
開催地:中国
グループB
順位:オーストラリア(12)、クウェート(10)、ヨルダン(10)、ネパール(3)、チャイニーズタイペイ(0)
開催地:クウェート
グループC
順位:イラク(11)、バーレーン(9)、イラン(6)、香港(5)、カンボジア(1)
開催地:バーレーン
グループD
順位:ウズベキスタン(9)、サウジアラビア(8)、シンガポール(7)、イエメン(5)、パレスチナ(4)
開催地:サウジアラビア
グループE
順位:カタール(16)、オマーン(12)、アフガニスタン(4)、インド(3)、バングラデシュ(1)
開催地:カタール
グループF
順位:日本(12)、キルギス(7)、タジキスタン(7)、ミャンマー(6)、モンゴル(3)
開催地:日本
グループG
順位:ベトナム(11)、マレーシア(9)、タイ(8)、UAE(6)、インドネシア(0)
開催地:UAE
グループH
順位:トルクメニスタン(9)、韓国(8)、レバノン(8)、北朝鮮(8)、スリランカ(0)
開催地:韓国
日本が入るグループFは日本での開催が決定。今後、日本サッカー協会(JFA)から日程や会場などが発表されるとみられる。
興味深いのは、8グループ中5グループが中東地域での開催になった点。基本的にシードでポット1の国が開催地に選ばれているが、グループBはポット1のオーストラリアではなくポット4のクウェート、グループCはポット1のイランではなくポット3のバーレーンがそれぞれホストを務める。
また、“疑似スズキカップ”とも称されるグループGは、5チーム中4チームが東南アジア勢でありながらUAEでの開催に。
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コロナ禍であるため様々な点が考慮されたことは間違いないが、結果だけを見ると若干不自然さの残る開催地決定となった。
アジア3次予選には各グループ1位と各グループ2位の上位4チームないし5チームが進む。