アーセナルは、ジョエル・キャンベルとチュバ・アクポンの取引時に行った契約について、FIFAと裁判を行う予定であるという。
アーセナルは2018年にチュバ・アクポンをPAOKへ、ジョエル・キャンベルをフロジノーネへと放出している。
この両名の契約には将来の移籍金に関する条項が入っていたという。
アクポンには「彼が売却された場合の移籍金の30%はアーセナルに支払われる。ただし移籍先がイングランドのクラブであった場合は40%となる」という内容。
キャンベルにも同じように「通常は20%、イングランドのクラブであれば30%」というマージンの支払いが約束されていた。
これはイングランドサッカー協会(The FA)とプレミアリーグには承認されたものだったが、国際サッカー連盟(FIFA)がこれを違法だと見なしたとのこと。
つまり、別のチームに所属している選手の移籍先を左右するような試みをすることは、規則で禁止されている「選手の権利を第三者が保有する」ことに当たる…という解釈であるそうだ。
しかし、アーセナルはそれに対して上訴することを決断。国際スポーツ仲裁裁判所で決着をつけることにしたとのこと。
もしアーセナルが有罪だとされた場合、3万3000ポンドほどの罰金を支払うことになるよう。この訴訟は来週の火曜日に審理されることになるそうだ。