かつてパリ・サンジェルマンで天才若手FWと評価されたジャン=ケヴィン・オーギュスタンが、新型コロナウイルスの後遺症に苦しんでいる可能性があるようだ。
パリ・サンジェルマンで若くして出場機会を得るなど期待されたオーギュスタンは、2017年夏にRBライプツィヒへと移籍し、ドイツで2シーズンプレーした。
【動画】デビューからまもなく「将来のスター」と言われたオーギュスタンのプレー。この輝きはどこへ…。
それからモナコ、リーズへの期限付き移籍を経て今季ナントへと加入していたが、これまでわずか2試合のみのプレーに終わっており、先日はリザーブチームに送られていた。
あの期待のヤングスターが23歳でどうなってしまったのか?多くの批判を浴びる状況になっていたが、その原因になった可能性があるものが判明したそう。
ナントがオーギュスタンを詳細に検査した結果、その症状は「新型コロナウイルスの長期的な後遺症」いわゆる「Covidlong」に酷似しているとのこと。
それは筋力低下や倦怠感などをもたらすもので、軽度の新型コロナウイルス感染症を経たあと数ヶ月にわたって体に残る可能性があるものだそう。
オーギュスタン自身はこれまで新型コロナウイルスに感染したことは判明していなかったが、どこかでウイルスの影響を受けた可能性があるという。
ナントに加入して以来、リーズ時代に怪我で苦しんだオーギュスタンは集中的なリハビリとかなりのケアを施されていたとのことだが、フィジカル能力がほとんど戻ってこなかったとのこと。
その原因は新型コロナウイルスだったのだろうか…もしそうだったとしたら、アスリートにとっては競技人生を左右するような非常に恐ろしい病気である。