チャンピオンズリーグではバルセロナを相手にハットトリックを達成し、カンプ・ノウで大活躍したPSGのFWキリアン・エムバペ。

今や世界最高クラスのアタッカーとして知られるようになった22歳の若手は、ネイマールとともにPSGのプロジェクトを牽引する存在となった。

しかし『Cadena COPE』に出演した代理人ジュニオール・ミンゲラによれば、2017年にはバルセロナに移籍することがほぼ決まりかけていたという。

当時モナコでプレーしていたエムバペは、バルセロナからPSGに移籍したネイマールの穴を埋める選手として検討されていたそうだが…。

ジュニオール・ミンゲラ

「エムバペは2017年にバルセロナへ移籍する可能性があった。契約は1億3000万ユーロ(およそ166億円)+2500万ユーロ(およそ31.9億円)のボーナスで締結された。給与は1000~1600万ユーロ(およそ12.8~20.4億円)の間だった。

ネイマールがPSGと契約を結び、そちらに移籍することを当時知っていた。

彼は確かに契約上のボーナスのために退団を示唆してはいなかったし、クラブも何の措置も取りたくはないと言っていたがね。

ネイマールが退団した後、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、その穴を埋める選手のタイプについて疑問が生じたのだ。

試合のタイプを考えれば、エムバペよりもウスマヌ・デンベレのほうがチームのスタイルに適しているとね」

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なお、レアル・マドリーにも売り込みをかけていたそうであるが、その際にはベイル、クリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマの3トップが健在だったため、ネイマールが抜けるバルセロナを重視していたとのことだ。

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