酒井宏樹と長友佑都が所属するフランスの名門マルセイユ。宿敵PSGとのスーパーカップを含めて、公式戦4連敗と苦しんでいる。

『L'Équipe』や『 La Provence』などによれば、低調なチームに怒ったファンたちが練習場への侵入を試みたうえ、発煙筒などで火を放ったという。

【動画】練習場が燃える…マルセイユファン暴動の衝撃シーン

DFアルバロ・ゴンサレスが怒るサポーターたちと話し合おうとしたものの、背中を発射物で打たれたとのこと。石か何かを投げつけられたようだが、幸いに深刻な怪我には至らなかったとのこと。

300人以上が関わったこの事件で25人が逮捕され、そのうち19人が拘束されたという。また、マルセイユ対レンヌ戦の急遽延期も決まった。

マルセイユは「クラブ練習場への襲撃は容認できないものであり強く非難する」との声明を発表。選手やスタッフらの生命を危険にさらすものであり、車や樹木などを含めた損害額は数十万ユーロにのぼるとも。

また、GKステーヴ・マンダンダも「僕はマルセイユで13年過ごしてきた。このクラブを知り尽している。引き起こりうる不満も分かるが、今夜の出来事は悲しいものであり、受け入れられない。僕らはサッカー選手だ。スポーツ的な危機であっても、このような暴力は正当化されない」などとの声明を出した。

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