以前から大きな話題の一つになっている「ヨーロッパスーパーリーグ」構想。

いくつかのビッグクラブや投資銀行が水面下で交渉を行い、FIFAを離脱して新しいリーグを作ろうというものだ。

強豪同士の対戦を数多く行うことによってリーグの価値を高め、これまでよりも多くの収益を得ようというものだ。

10月末にバルセロナの会長を辞任したジョゼップ・マリア・バルトメウ氏が、会見で「ヨーロッパスーパーリーグに参加する提案を受け入れていた」と暴露して大きな問題となった。

そして今回『Guardian』の報道によればFIFAと6つの大陸協会(UEFA、CONMEBOL、CONCAFAF、CAF、AFC、OFC)が共同で以下のような声明を発表したとのこと。

「いくつかのヨーロッパのクラブやFIFAが、クローズドな『スーパーリーグ』を作ろうとしているという憶測が、いくつかのメディアから出されていた。

もう一度繰り返すが、そのようなコンペティションはFIFAにもどこの協会にも認識されるものではない。

そのようなコンペティションに参加するクラブと選手は、FIFAや各協会が主催するあらゆる大会に参加することが不可能となる」

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FIFAは現在ワールドカップとクラブワールドカップの拡大に向けて動いており、UEFAは2024年を目処にチャンピオンズリーグを拡張する方針となっている。

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