1月4日、昨年から開催が延期されていた2020シーズンのJリーグYBCルヴァンカップ決勝戦が国立競技場で行われた。

試合を先に動かしたのはFC東京。左サイドのスペースに抜け出したレアンドロが自ら切れ込み、ピッチ中央まで侵入してシュートを放つ。これがゴール右角へ。

16分に失点した柏レイソルも反撃を見せ、45分にはコーナーキックから同点に追いつく。オルンガのヘディングが高く浮いてクロスバーにあたり、落ちたところを瀬川祐輔が押し込んだ。

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そしてFC東京の決勝点が生まれたのは後半29分。ヘディングでのスルーパスに反応したアダイウトンがシュートに持ち込み、爪先でゴールへと流し込んだ。

FC東京は2004年、2009年以来となる11年ぶり3回目のルヴァンカップ制覇。鹿島アントラーズの6回に続き、優勝回数は大会の歴史上2位タイとなった(東京ヴェルディと並ぶ)。

また、柏レイソルはこれまで1999年、2013年と決勝に進出してどちらも勝利を収めていたが、決勝まで進んで敗れたのは初めてのケースとなった。

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