今年1月にドルトムントに移籍したノルウェー代表FWアーリン・ホーランは、新天地でも32試合で33ゴールと驚異的なゴールラッシュを見せている。
彼は194cmという巨体ながらスピードも併せ持つ怪物ストライカーだ。ただ、幼い頃は小柄で痩せていたそう。『VG』のインタビューでこんな話をしていた。
アーリン・ホーラン(ドルトムントFW)
「僕にとってとても重要だったね。
(他の選手とは)違う考え方をして、頭のなかでの思考を素早くしなければいけなかった。
フィジカルはその後にやってきたんだ。
12,13歳頃の僕のプレーを見てみれば、(今と)全く同じ動きをしているよ。
今やっていることと同じことは多い。単純に体重が40キロ増えて、身長が1メートル伸びただけさ。
フィジカルについては僕はラッキーだった。
幼い頃に背が高くなかったことが重要だったというのが事実さ。頭脳をより使わなくてはいけなかったからね」
幼少期に高さに頼ることなく思考を鍛えたのが大事だったというホーラン。その後にフィジカルが成長したのは単なる幸運だったと考えているとか。
実際、14歳当時の彼は他の子供たちと変わらない背格好しかなかった。
【動画】こんなに小さいとは…怪物じゃない14歳ホーランのゴールシーン
彼はサッカーIQを感じさせるプレーも少なくないが、そういった生い立ちも関係しているようだ。