ヤープ・スタム
もうひとりオランダから選ぶとすれば、それは間違いなくヤープ・スタムになるだろう。その巨体と激しいプレーから「ハードハゲ野郎」という愛称までついたほど、相手にとっては嫌な選手であった。
マンチェスター・ユナイテッドからラツィオに移籍したあと、あのアレックス・ファーガソン氏が「スタムを放出したのは間違いだった」と公言するなど、その輝きは圧倒的なものだった。
1999年にマンチェスター・ユナイテッドで伝説的な「トレブル(三冠)」を達成し、それから全盛期のセリエAでラツィオ、ミランに所属。アヤックスで引退したあとは指導者として様々なクラブを率いている。