今季のプレミアリーグの登録リストからメスト・エジルやダニー・ドリンクウォーターらが外れたことは大きな話題になった。
『Telegraph』によれば、PFA(イングランドのプロフットボール選手協会)は、選手をトップチームから除外して、個人練習やユースでの練習を科すことを止めさせるべく、プレミアリーグやEFL(英2部~4部)と交渉する見込みだそう。
監督が見限った選手や契約更新を拒否した選手に対しても同様の“干す”やり方が用いられてきた。
ある関係者は、このようなやり方は退職強要と見なされるべきであり、他のいかなる労働環境でも決して許されないだろうと述べているそう。
PFA側は選手とリーグが合意する「行動規範」を変更するよう求める方針だとか。プレミアやEFLとの契約には「(選手は)練習参加や試合への準備を目的として、合理的な場所で参加する」、「(選手は)ハイスタンダードなフィジカルフィットネスを保つ」、「(選手は)フィットネスを危険にさらしたり、プレーや練習するためのメンタル的フィジカル的能力を阻害する活動などに溺れないこと」との文言がある。
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よって、ドリンクウォーターのようにトップチームではなくU-23での練習を通告するのは(競技レベル的に)グレーな領域、エジルのようにトップチームと練習できている場合は問題ないという見方だそう。
問題になるのは、トップチームでは練習すら許されず、18歳以下のユースチームでしか練習が認められないようなケースのようだ。