今夏のマーケットで新星ジュード・ベリンガムをボルシア・ドルトムントに移籍させたバーミンガム・シティ。その育成組織は一定の評価を受けていた。
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しかし今回バーミンガム・シティが公式発表したところによれば、クラブはこれまで運営していたユースのカテゴリーを売却することを決めたとのこと。
発表によれば、これにはイギリスがEUから脱退すること、そして新型コロナウイルスの影響によるもので、選手の獲得や青少年育成へのアプローチを再評価することを余儀なくされたという。
バーミンガム・シティは他のクラブとエリアを共有していることから地域のタレントを引きつけることが難しくなっているとのこと。
そのためアカデミーを売却して資金をシニアに再投資し、トップチーム、Bチームに加えてCチームを設立することを考えているそうだ。
これによって今後数週間から数ヶ月はスタッフや選手たちとの話し合いを行い、クラブを離れなければならない人材のサポートをしていく予定だそう。
このところイングランドではトップチームにかかる人件費が高くなっていることもあり、下部組織を持たないクラブも増加している。バーミンガム・シティもそのような経営を目指していくようだ。