25日に心臓発作のため60歳でこの世を去ったディエゴ・マラドーナ氏。26日には彼の遺体が大統領官邸に運ばれ、多くのファンが最後の別れをするために集まった。
マラドーナが収められた棺桶にはアルゼンチンの国旗やユニフォーム、フラッグ、花などが積み上げられた。
しかし『TN』の記事によれば、その前に一つの事件が起こっていたようだ。
棺桶に収めるための作業を行ったセピリオス・ペニエル葬儀場から委託された従業員3名が、マラドーナの遺体とともに自撮りをし、その写真がSNSに投稿された。
親指を立てていたポーズも相まってこれが大きく炎上、この3名がディエゴ・モリーナ、その息子のクラウディオとセバスチャン・フェルナンデスであることも判明。
一部のファンからは「彼を冒涜している」と彼らに殺害予告まで行われ、マラドーナの古巣であるアルヘンティノス・ジュニオルスは裁判に訴えるという公式の声明まで出されている。
セピリオス・ペニエル葬儀場の説明によれば、彼ら家族は10年以上出棺の手伝いをしてくれた外部の協力者であったそう。
このディエゴ・モリーナ家族はこの事件に大きなショックを受け、すでに葬儀場に対して今後仕事を請け負わないことを伝えているそうだ。