25日に心臓発作のため息を引き取ったディエゴ・マラドーナ氏。脳の手術を受けてから数週間、体調の急激な悪化で突如この世を去った。

アルゼンチンは英雄の死を悼むために3日間の経済活動停止を命じ、マラドーナの遺体を48時間の間大統領官邸に安置することを決定した。

マラドーナと最後の別れをするため、多くのファンが夜明け前から官邸前のマヨ広場に集結し、それぞれに歌を歌っていたという。

そして官邸の扉は朝6時にオープンされたが、その時には周辺で警察とファンとの間で激しい衝突も発生した。

【動画】一刻も早くマラドーナに面会したいファン…警察隊と押し合いになっていた

警察隊は門の近くで非常線を作り人々の流れを制御しようとしたが、ファンはそれを破壊しようとし、物を投げていたそう。何名かはこの障壁を突破した者もいたという。

予定より早い午後4時前に会場が閉鎖されることが決まると、さらにファンの暴動は過激化。警察隊は応援を呼んで人員を増強するとともに、催涙ガスや放水、ゴム弾も使用して鎮圧を行ったという。

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