現在負傷者が続出しているヨーロッパサッカー。パンデミックによる短い休暇、過密スケジュールもその一因ではないかと思われる。

今回はそんな厳しいチーム事情の中で、“新たな希望”となり得る存在を見ていきたい。

ナサニエル・フィリップス(リヴァプール)

激しいプレースタイルが災いしてか、特にダメージを受けているのがリヴァプールだ。

守備陣は崩壊しており、特にセンターバックは主軸のファン・ダイク、ジョー・ゴメスの両選手の長期離脱が予想されている。

代役候補の一人、フィリップスはユース出身のセンターバックであり、昨季はローン先のシュトゥットガルトで遠藤航ともプレーした。

呼び戻しに再レンタルと、チームを右往左往する慌ただしいシーズンを送ったが、結果的にシュトゥットガルトをブンデス昇格へと導いた選手である。