世界各地で行われているインターナショナルマッチ。世界的流行が続く新型コロナウイルスへの感染が明らかになるケースが相次いでいる。

ウクライナ代表は選手とスタッフ合わせて10人が陽性になったため、UEFAネーションズリーグのスイス戦が中止になった。

また、韓国代表でも複数選手の陽性になり、ウルグアイ代表ではルイス・スアレスら2選手が陽性に。

さらに、イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督ら3人の指揮官はコロナ感染のためにチームの指揮が摂れなかった。

『VG』によれば、今回のインターナショナルマッチウィークで欧州と南米に滞在している代表チームで陽性が確認されたのは、12か国で30人以上(選手)になったという。これは代表に集まる前に隔離された選手の数を上回るものだとも。

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ノルウェー保健社会局のエスペン・ナクスタ氏は「これは社会全体でより多くの感染が発生しているという事実の結果です。全ての環境、全ての年齢層、様々なスポーツで感染が起きます。これは完全に自然なことです。スポーツ界での感染対策が不十分ということではありません。トップスポーツは優れた感染対策プロトコルを持っています。ヨーロッパ全体で高レベルの感染がある場合、これらのチームでも感染するケースがあります」、「夏はヨーロッパでの感染は少なく、普通の暮らしができました。現在のヨーロッパは全く異なる状況にあります。つまり、社会のほとんどの分野で新しいことを考えなければいけないということです」と述べている。

一方、ノルウェー保健福祉省のディレクターを務める医師は「現在の感染状況を詳しく調べたほうがいい。しばらくの間は国際レベルでの大きなイベントや試合は行わないほうが賢明だ。法的な評価ではなく医学的評価ではあるが。とはいえ、チーム内で感染する大きなリスクがある」と述べているという。

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