ベルギー1部リーグ第12節シント=トロイデン対ヘント戦にシュミット・ダニエル、鈴木優磨、伊東純也の日本人選手3人が先発出場した。
日本人対決ともなったダービーマッチはアウェイのヘンクが4分で先制。伊東のヒールパスをテオ・ボンゴンダが蹴り込んだ(以下動画25秒~)。
一方のシント=トロイデンも前半28分に鈴木がゴールゲット。グラウンダーのコーナーキックをダイレクトで叩き込む技ありシュートでネットを揺らした(以下動画1分15秒~)。
だが、その直後にボンゴンダがシュミット・ダニエルをあざ笑うロングループを叩き込んで勝ち越し(動画1分41秒~)。
その後は伊東の強烈シュートをシュミット・ダニエルが阻止したり、伊東を潰したスティーヴ・デ・リッデルが退場になるシーンも。白熱のダービーは1-2でヘンクが勝利する結果となった。
イェス・トルップ監督がコペンハーゲンに去ったヘンクだが、これでリーグ戦4連勝。『Sporza』では、「トルップがいなくなったヘンクだが、ボンゴンダのおかげで連勝をキープ」と伝えていた。
ドメニコ・オリヴィエリ新監督は「チームは戦い、走り、尽力した。常にいいプレーではなかったかもしれないが、ダービーで重要なのはひとつしかない(勝つこと)」と手応えを口にしていたそう。
一方、ここ5試合で3敗目のシント=トロイデンは15位に降下。鈴木優磨は、内容的には今季一番だったとしつつ、あの2発だけにやられてしまったと嘆いていた。