火曜日、アトレティコ・マドリーは「バレンシアからMFジョフレイ・コンドグビアを獲得した」と公式発表した。
バレンシアのフロントを公に批判したこともあり、先日からクラブとの関係がこじれていたコンドグビア。すでにチーム練習も行うことができておらず、1月の退団は決定的と言われていた。
高い身体能力と強烈な左足を持っているボランチであるが…。
そしてアトレティコ・マドリーは移籍期間最終日にトーマス・パーテイがアーセナルに引き抜かれてしまったこともあって11月5日までリーガ内から緊急的な補強が可能となっていた。
その結果、両者の利害が一致したことでアトレティコはコンドグビアの獲得を決断。移籍金についてはおよそ2000万ユーロ(およそ24.4億円)になるという。
ただ、今回『AS』に伝えられたところによれば、コンドグビアは2013年に行ったインタビューでレアルファンであることをガッチリ言っていたとか…。
ジョフレイ・コンドグビア
「僕の心はレアル・マドリーにある。彼らが自分をチェックしてくれていることは常に喜びだね。
それが現実になったら?夢を見させてくれるね、しかしそれはタダの噂に過ぎない。
好きなチーム?子供の頃からレアル・マドリーさ」
当時はセビージャでプレーしていたコンドグビア。レアル・マドリーからの関心があるというゴシップニュースを聞いて、こんな返答をしたそうだ。
結局それからレアル移籍が実現することはなく、コンドグビアはフランス・リーグアンのモナコへと行き、それからインテル、バレンシアを経てライバルのアトレティコへ加入することになった。
なお、コンドグビアは週末のカディス戦には登録上出場できるというが、練習がこれまで十分にやれていないこともあり、デビューするかどうかは不透明だそう。また、残念ながらチャンピオンズリーグでは別に登録しなければならないため1月までは起用することができない。