先日ジョゼップ・マリア・バルトメウ氏が突如バルセロナの会長を辞任することを発表。にわかにその後任が誰になるのかが注目されている。
すでに立候補しているのが元会長のジョアン・ラポルタ氏、アグスティ・ベネディート氏、ビクトル・フォント氏らだ。
その中で今回発言が話題になっているのがビクトル・フォント氏。彼はデルタ・パートナーズというメディア投資会社の創業者であり、バルセロナのソシオでもある人物だ。
彼は『Sialfutur』というプロジェクトを打ち出しており、今バルセロナの経営状態は最悪だと訴えている。このままでは億万長者が持つクラブに勝てず、いずれかつてのACミランのようになってしまうと警告している。
そのために取締役会のメンバーを一新し、クラブに直接助言できる諮問委員会を作り、世界中のソシオの意思決定を取りまとめられるデジタル投票システムを導入しようとしているそう。
ビクトル・フォント
「幸運にも、我々にはヨハン・クライフが作り上げた哲学を元にしたプレースタイルが受け継がれている。
ファーストチームのみならず、アカデミー全体にも。したがって、このスタイルを知っている優秀なプロの多くがバルセロナのファンである。
ジョゼップ・グアルディオラ、チャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、カルレス・プジョル。彼らは今バルセロナで働いていない。それでは意味がない。