新型コロナウイルスの影響で昨シーズンが大幅にずれ込んだプレミアリーグ。
9月中旬から2020-21シーズンが開幕したが、筋肉系の怪我が増えている。
『The Athletic』によれば、すでに78件の筋肉損傷が起きているという。昨季の同時点と比べると、42%も増加しているとのこと。
エヴァートンは8人が怪我で離脱中。リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、ブライトン、クリスタル・パレスも7人が離脱している。
新型コロナの影響によって、プレシーズンが大幅に短縮され、試合日程が過密になるなか、開幕から5週時点での筋肉系負傷が増大。
過去3シーズンと比較しても、かなりの多さになる。2018-19シーズンの同時期の筋肉系負傷は55件、2017-18シーズンは34件、2016-17シーズンは47件だった。
プレシーズンの短縮と過密な試合日程が筋肉系負傷を増大させる一因になっている可能性があるようだ。
ドイツのイェナ大学でスポーツ科学を専攻するジョエル・メイソン博士は「試合から完全に回復するまでには最大で72時間かかる。これが試合間隔が短い時に筋肉系の怪我が大幅に増えることの説明になる」などと述べている。
【関連記事】断で選ぶ!プレミアリーグ20-21「最高にかっこいいユニフォーム」10選
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督ら多くの指揮官はタイトな試合日程に不満を漏らしているが…。