先日チャンピオンズリーグの開幕戦でパリ・サンジェルマンにアウェイで勝利を収めたマンチェスター・ユナイテッド。マーカス・ラッシュフォードの素晴らしいゴールで勝点3を手にした。

しかしその一方、やはり今季の経営については苦しいものになっているようだ。

マンチェスター・ユナイテッドは21日、2019-20シーズンの財務結果を発表。新型コロナウイルスの影響もあり、かなり厳しい数字が並んだ。

『Mirror』によれば、収益については前年度の6億2710万ポンド(およそ861.5億円)から18.8%減少し、5億900万ポンド(およそ699.3億円)に。

試合に観客を入れられなかったこともあり、マッチデー収入も前年度から2100万ポンド(およそ28.8億円)減少した8980万ポンド(およそ123.4億円)となった。

商業収益については前年度よりも増加したものの、その幅はわずか1.4%となり、2億7900万ポンド(およそ383.3億円)という結果に。

またチャンピオンズリーグに出場しなかったこともあって放映権収入は1億400万ポンド(およそ142.9億円)の減少となり、1億4020万ポンド(およそ192.6億円)だった。

そして純負債については前年度の2億400万ポンド(およそ280.3億円)からかなりの増加を見せ、4億7410万ポンド(およそ651.2億円)になっている。

なお、これにはスポンサーシップの支払い延期分が8000万ポンド(およそ109.9億円)あることが影響しているという。

マンチェスター・ユナイテッドのCEOを務めるエド・ウッドワード氏は「パンデミックの重大な経済的影響に適応しながら、クラブに関わる全員の健康を保護することに集中している。その中でファンを安全に、かつできるだけ早くスタジアムに戻すことが最優先事項だ」と語っているとのこと。

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