この数年、シンガポール出身の実業家ピーター・リム氏による経営が大きな問題になっているバレンシア。

これまでもその現場軽視の方針にファンからは抗議が重ねられてきたが、今夏は特に4人の中心選手を放出しながら補強がほとんどないという結果になり、反感が頂点に達している。

そんな中、バレンシアの株式をなんとか手に入れてクラブを正常化しようという団体「Libertad VCF」が、こんな珍しい抗議活動をしたそう。

ディレクターのキム・コウとジョーイ・リムが昼食を摂るためオフィス前のカフェに向かうと、そこに楽器を持ったマリアッチバンドが!

(※マリアッチバンド:メキシコ音楽の一種であるマリアッチを奏でる楽団。バイオリンやトランペット、ギターなどを使い、お祭りや記念日などに演奏される)

このために雇われたバンドは彼らの周りでしつこく演奏!ディレクターたちはたまらずオフィスに帰らなければならなかったようだ。

「Libertad VCF」は、今回言葉ではなく音楽で抗議の声を届けようとしたようだ。新型コロナウイルスの影響で声が出せないからだろうか…。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介