ラ・リーガのバレンシアで大ブレイクを果たし、今夏マンチェスター・シティへと移籍することになったスペイン人FWフェラン・トーレス。20歳の期待株ながら、2000万ポンド(およそ27.6億円)という比較的安値での取引になった。

この移籍に当たって、フェラン・トーレスは自身のSNSでバレンシアとの別れを惜しむ動画を掲載していた。

子供の頃から過ごしてきたバレンシアに対する愛にあふれる映像…。

ところが、トーレスが『Marca』のインタビューで語った内容を見ると、愛するクラブからはかなり厳しい扱いを受けてきたという。

フェラン・トーレス

「興奮しているし、幸せだが、同時にクラブを去ることになって悲しかった。バレンシアは僕にすべてを与えてくれたし、7歳の頃から育ててくれた。

僕はそこで苦労した。それがチームを去ることになった理由だ。ただとても感謝しているし、常にこれからもサポートするよ。

問題は、クラブ内部や一部のジャーナリストに、僕の評判を傷つけようと決意している人々がいることだ。僕はバレンシアのファンだから、悪口は言いたくないけどね。

クラブが僕をトップチームに上げると決めたあと、プレッシャーと批判に晒された。それは僕だけではなかったが、彼らは自分の代理人や家族に危害を加えようとしていた。