プレミアリーグ王者リヴァプールにまた負傷者が出てしまった。

オランダ代表DFフィルヒル・ファンダイクがエヴァートン戦で右膝を負傷。靭帯を痛めており、手術を受けることになったのだ。

彼を負傷させたGKジョーダン・ピックフォードのタックルは物議を醸している。そうしたなか、元リヴァプールDFジェイミー・キャラガーはピックフォードを擁護した。『Sky Sports』でこう述べたのだ。

ジェイミー・キャラガー

「当然ながら、ピックフォードにはレッドカードが提示されるべきだった。ひどいタックルだった。

リヴァプール陣やリヴァプールのサポーターからはかなりの不満が出るだろう。中立的な他の人達もピックフォードの出場停止を望むかもしれない。

(ただ)それについては注意しなければいけない。私はピックフォードを擁護するつもりだ。

あれは酷いタックルだった。私も足を骨折したし、(元マンチェスター・ユナイテッドFW)ナニの脚を折りそうになったこともある。

残念ながら、サッカーではそういうことが起きる。

わざと誰かを怪我させる選手がいるとは思わない。プロ選手の99%は誰かを傷つけようとはしない。

ピックフォードは飛び出して、クレイジーな判断を下した。彼がこの12カ月やり続けていたようにね。

非常に残念だが、プレミアリーグのトップ選手のひとりは悪い状態にある。

今夜の彼はよくない状況にあるはずだ。

私はナニにひどいタックルをしたことをずっと覚えている。幸いなことに彼は何事もなかった。

その日、リヴァプールはユナイテッドを撃破したが、帰宅した自分の頭にあったのは(ナニへのタックル)だけだった。

自分は他の選手のキャリアを終わらせるような人間とは関連付けられたくなかった。

誰もがファンダイクに同情しているし、ピックフォードの判断とタックルは本当に酷かった。だが、それで終わりにするべきだ」

自分もそうだったようにピックフォードも反省しているはずと述べたキャラガー。彼は2011年にナニへのラフタックルで大きな批判に晒されたことがある(ナニは脛に裂傷を負った)。

キャラガー的にはピックフォードを集団リンチのように袋叩きにすべきではないという考えのようだ。

その問題のタックルシーンではファンダイクは苦痛に顔を歪めていた(以下動画1分10秒~)。

あのファンダイクがここまで痛がる光景はなかったはず。

リヴァプールはファンダイクは靭帯を痛めており手術を受けると発表したが、離脱期間については明言されていない。

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