――小林選手はよくゴールパフォーマンスをやられています。自分の中でのモチベーションに繋がっている部分もあるのでしょうか?
自分の子供が喜ぶパフォーマンスをするのがモチベーションになっていましたね。元々はゴール後、妻に向けて薬指にキスをしていました。よくサッカー選手がやるパフォーマンスなんですけどね。
僕はすごく家族に感謝しているので、支えてくれている家族が少しでも喜んでくれればというのがきっかけで、その後いろいろなゴールパフォーマンスをやるようになりました。
――試合でゴールを決めて、感情が爆発することも少なくないと思いますが、興奮してゴールパフォーマンスをやり忘れたことはないんですか?
ありますよ。今年もホームの横浜FC戦で、分析コーチの二階堂(悠)さんに子供が生まれたから「ゆりかご、やろうね」ってみんなで話していたのに、僕だけ忘れてしまっていて(笑)。(旗手)怜央が2点目を決めたときにできて良かったですけど、過去にも何度かそういうことはありましたね。
――小林選手はこれまでたくさんのゴールパフォーマンスをやってきました。その中で印象に残っているものや失敗談などがあれば教えてください。
恥ずかしかったのは、子供が好きな『妖怪ウォッチ』のガッツ仮面のパフォーマンスですかね(笑)。たしか『妖怪ウォッチ』の映画で出てきたポーズだったと思うんですけど、子供たちとそれを見たのが公開時ではなくて、しばらく経ってからだったんです。なので、ゴールパフォーマンスとしてやった時には、ほとんどの人が分からなかったんじゃないかと…。
息子のためにやったので目的は果たせたんですけど、恥ずかしいし、誰にも分かってもらえなかったのはちょっと失敗だったかなと思います(笑)。
※こちらがそのゴールパフォーマンス。2018年7月22日のV・ファーレン長崎戦で披露した。
※2014年公開の『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』より、ネタ元となった“ガッツポーズ”(動画2分25秒~)。再現度自体は非常に高かったのだが…。