日本代表DF植田直通が所属するベルギー1部リーグのセルクル・ブルッヘが悲報を伝えた。

27歳のGKミゲル・ファンダメがふたたび白血病に罹患していると診断されたのだ。

彼が最初に白血病と診断されたのは2016年6月のこと。13か月後に実戦復帰を果たすも、2019年6月に再発。同年10月に造血幹細胞の移植を受けて回復していたものの、2020年1月にまた再発が判明していた。その後、チームとの契約を延長したのだが、ふたたび再発が見つかったという。

『Sporza』によれば、彼は「もう治療法は残されていないが、自分は諦めない」などと述べたそう。

ミゲル・ファンダメ(セルクル・ブルッヘGK)

「残念なことだが、また良くない知らせがある。昨日の骨髄生検によって、白血病の再発が確認された。

今の治療法が機能していないということだ。もう他の選択肢はない。すでに出来ることは全てやったからだ。

もう治療法は残されていない。

彼ら(医師ら)が今の自分にできる唯一のことは、できるだけ長く生きさせることだ。

世界の誰かが新たな治療法を発見するまでに。残念ながら、まだそうなっていない。

今は化学療法のために4週間隔離されている。一時的ではあるものの、これによって体から白血病を追い出すことができる。いくらか時間をくれるかもしれない。

いつまで続けられるかは分からない。諦めるつもりはないし、出来る限り生きるためにあらゆることをする。

極めて困難なので、非常にタフになるだろう。

でも、わずかでも希望がある限り、それを信じる。決してあきらめない」

あきらめないと誓ったファンダメの現在の姿がこちら。

見るのもつらい…。

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28日に行われるセルクル対クルブ・ブルッヘのダービーではファンダメがキックインを行うそう。セルクルのライバルであるクルブ・ブルッヘも「彼に心温まる拍手を送ろう」と呼びかけている。

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