ディエゴ・マラドーナ

サッカーの歴史上最高クラスの選手と見なされているマラドーナ。アルゼンチン代表のワールドカップ優勝は、もちろん彼の最大の功績である。

しかし彼が降り立ったイタリア南部の街ナポリでの偉業も見逃せない。バルセロナからやってきた彼は、それまでなんのタイトルも獲得していなかったクラブに多くのトロフィーをもたらした。

北部と比べて貧しいと言われたイタリア南部の街にスクデットをもたらし、セリエAの歴史をも大きく変えてみせたのだ。クラブを真に変革したキャプテンであり、その10番のユニフォームは未だに欠番となっている。