先週日曜日、ドイツのアマチュアリーグで行われた試合が大きな話題になっている。
それはFCドレンドルフ=リップスドルフ対SVホルデンシュタットIIの試合。そのスコアはなんと0-37という結果になったのだ。その映像がこれ。
ほぼやる気のない…ような映像だ。ただ、これは八百長ではないという。
この理由は、ホルデンシュタットの選手が「新型コロナウイルス陽性者と接触していた」ことが明らかになっていたためだそう。
ドレンドルフ=リップスドルフの会長は試合延期を要求したものの、連盟からそれを拒否されたため、「ソーシャルディスタンスをとって試合をしろ」という命令が下ったとのこと。
そのため選手はボールを持った相手にアプローチもせず、1対1の場面でも近づかず、一定の距離を保ってプレーしていたのだ。
それにしても、この90分はどちらのチームにとっても地獄のような経験だっただろう…。