今夏、開幕を前にして7名もの新型コロナウイルス陽性者が発生したPSG。しかもネイマールやアンヘル・ディ・マリア、マルキーニョスら中心選手が罹患している。
また先日にはキリアン・エムバペが代表合宿中に陽性反応を示し、そのままチームを離脱するということも。スウェーデン戦でゴールを決めたばかりだったが…。
1分~に左サイドから強引に仕掛けてそのままシュート!角度なしのスーパーゴールだった。
そんな彼も陽性になったということで、PSGの管理問題がにわかに取り上げられるなか、『Mirror』によればスポーツディレクターを務めるレオナルド氏は協会に対して強烈な怒りを見せたという。
レオナルド
「我々の選手が新型コロナウイルス陽性になったことを、メディアの報道を通して知った。それは受け入れられるものではない。
彼ら(フランスサッカー協会)は声明を発表し、選手を家に送り返した。しかし、協会の誰も我々に連絡しなかった。誰もだ。
確かに彼は家に戻った。それをエムバペから我々は聞いた。
誰がマネージメントしているんだ?PSGに誰もが忠告しようとするよ、管理がおかしいとね。
しかしこれが起こったとき、問題を知らなくても、管理をしなければならないのはPSGの方だ。我々は常に悪者にされている。
クラブとコミュニケーションを取らないことは敬意の欠如だ。エムバペ本人としか話していない。
我々は圧力をかけなければならない。受け入れられるものではないよ」
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エムバペが陽性となったのならば、まず所属クラブに連絡をすべき…と協会に怒りを見せた。あらゆる点でPSGが悪者にされているとも。
7名もの中心選手が抜けたままPSGは、今週末RCランスとの試合を戦う予定となっている。どのようなメンバーで臨むのかが注目される。