今シーズン、マンチェスター・ユナイテッドからイタリア・セリエAのインテルへとローン移籍していたアレクシス・サンチェス。

決してその移籍で大復活したというわけではなかったが、シーズン終盤にはややその輝きを取り戻し始めており、先日のSPAL戦でもゴールを決めた(動画)。

キレのある走りこみからヘッド!インテル側はこの夏サンチェスの買い取りを打診しているという報道があった。

そして今回『Daily Mail』が伝えたところによれば、インテルはその買い取りを行うことを認めたという。

しかしその条件はかなり異例のもの。

マンチェスター・ユナイテッドとの契約は2年間残っていたものの、それを完全に破棄。移籍金ゼロでインテルに加入するという条件だそう。

サンチェスは週給50万ポンド(およそ6900万円)、年俸に直せば35億円以上の給与をユナイテッドで受け取っていたため、人件費の削減のためにタダでの退団が認められたようだ。

なお、インテルでは税引き後の週給13万ポンド(およそ1800万円)という給与になるとのことで、報酬が4分の1程度にまで下がってしまうものの、サンチェスはそれでも移籍を望んでいたそうだ。

インテルのジュゼッペ・マロッタCEOは『Sky』に対してすでにサンチェスとの契約をまとめたことを認めている。

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「まだ公式ではないが、非公式にはサンチェスは我々と3年契約を結ぶことになっている。我々は彼を信じているし、幸せだ」と語っているそう。

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