2019年に行われたアジアカップで大ブレイクを果たしたカタール代表FWアルマエズ・アリ。

北朝鮮戦では4ゴールを決めるなど破壊力抜群の才能を見せつけ、決勝戦では日本代表を相手に先制ゴールを奪取(動画13秒~)。3-1の勝利に貢献している。

とんでもないバイシクルシュートだった…権田修一の手も届かなかった。

アルマエズ・アリはこれを含めてこの大会9ゴールを奪取し、得点王を獲得している。

ただその一方で疑惑も抱えていた。彼はスーダンの生まれであり、カタール代表での出場資格がないのではないか?とUAEから訴えられていたのである。

当時アルマエズ・アリは21歳で、FIFAが定める帰化の条件「18歳以降で5年以上の連続した居住」を満たしていないのではないかというものだ。

UAEは当初AFCに訴えていたが、即座に却下に。ただ納得しなかったUAEは国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴し、調査を要求していた。

しかし『L'Equipe』によれば、今回CASは「アルマエズ・アリの母親がカタールで生まれており、代表の権利がある」と結論づけたとのこと。

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これにより、ようやく2019年アジアカップの結果は確定。UAEは準決勝敗退、日本は準優勝、カタールが優勝という成績となっている。

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