ルイス・エンリケ

レアル・マドリー→バルセロナ(1996年)

スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督は、現役時代にレアル・マドリーからバルセロナへ“禁断の移籍”を果たした選手だ。

彼は1992年から5シーズン、白い巨人でプレーしたが、守備的なポジションでの起用法に不満を抱き、1996年夏に宿敵バルセロナへ移籍する。

もちろんこの移籍は大きな反発を招いた。しかし彼はそれまでの鬱憤を晴らすように初年度に17ゴール、2年目には18ゴールを記録し、その後も息の長い活躍で主将も任された。

指導者としても「MSN」(メッシ、スアレス、ネイマール)の共存を成功させるなど、今やクラブの象徴的な人物の一人となっている。