ウクライナサッカー連盟は26日、「代表チームのドクターを務めていたアントン・フダエフ氏が新型コロナウイルスにより死去した」と発表した。
フダエフ氏は今年48歳になる医師で、20年以上メタリスト・ハルキフでもチームのドクターとして活躍していたという。
国内一と言われた手腕を買われて2016年からウクライナ代表のドクターを務めることになり、EURO2020に向けての準備を進めている状況だった。
ウクライナ代表はこの新型コロナウイルスによる中断期間に「EUROへのルート」という動画プロジェクトを行なっていたが…
その中でドクターが死去するという悲しい事件に見舞われることになった。
フダエフ氏の肺の70%が新型コロナウイルスによって影響を受け、人工呼吸器をつけなければならない状況になっていたとのこと。
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ウクライナでは新型コロナウイルスの感染者が6万5000人に達しており、およそ1600人が死去しているという。