16日にビジャレアルとの試合を戦ったレアル・マドリー。勝てば他の結果に関係なく優勝が決まるという試合で、こんな場面があった。
74分、インターセプトしたセルヒオ・ラモスがそのまま前線へ!ヴィニシウスにパスを出した瞬間にファウルを受け、PKを獲得した。
それをセルヒオ・ラモスが自ら蹴るも、選択はなんと右にちょこんと出すパス!(動画2:40~)
そこに得点王を争っているカリム・ベンゼマが走り込み、みごとにゴールへと蹴り込んでみせた!
…が、なんとベンゼマの入りが早かったとして認められなかったのだ。
伝説プレーには至らなかったものの、セルヒオ・ラモスはベンゼマにキッカーを譲り、これを成功させた。成功はしなかったが、今のチームの雰囲気をよく表している「思い遣りPK」だった。
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リオネル・メッシが依然として得点ランキングではトップだが、ベンゼマも2点差で追っている。残り1試合で逆転なるか…。