再開されたプレミアリーグで物議を醸しているのがハンドを巡る判定だ。
トッテナムとマンチェスター・シティの得点がVARによって取り消された問題のシーンがこちら(以下動画30秒~、1分22秒~)。
どちらのシーンも相手から抗議はなかったものの、ゴールは取り消されている。ここで反則とされたのはゴールに至る過程(ビルドアップ)でのハンドだ。
今季からはその接触が得点に至った場合、意図的ではなかったとしても、ハンドボールは全て反則にすべきというルールになった。
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『The Times』によれば、プレミアリーグはこの新ハンドルールの変更を求める見込みだそう。
クラブ、選手、監督たちはこのルールをIFAB(国際サッカー評議会)が改正してくれることを強く希望しているという。リーグ関係者は今季だけですでに6つの得点が誤って取り消されたと確信しているそうで、VARもこの問題の助けにはなっていない。
イングランドでは審判団の上層部も、新ルールがもたらしか結果に不満を抱いており、見直しを求めているとのこと。