新型コロナウイルスの影響で中断されていたリーグ戦を再開させたイングランド。まだ無観客での開催を余儀なくされているため、クラブは盛り上げるために様々な趣向を凝らしている。

そのひとつがスタジアムを“段ボールサポーター”で埋める策。ファンたちの顔をプリントしたボール紙をスタンドに配置するというものだ。

イングランド2部のリーズもその手法を採用。ファンたちは25ポンド(3314円)を支払えば、自分の“分身”をスタンドに置くことができる。

そうしたなか、宿敵チームのファンがわざわざお金を払ってイタズラを仕掛けていたそう。

『The Athletic』によれば、ダービー・カウンティのファンたちが、ダービーFWジャック・マリオットやフランク・ランパード監督の画像を使って“段ボールサポーター”の申請を出していたとか。

リーズとダービーはプレミアリーグ昇格をかけた昨季のプレーオフで激突。マリオットは2ゴールを決めてリーズを撃破した選手であり、ランパードは当時のダービーを率いていた監督だ。

そのため、リーズは“段ボールサポーター”のなかからマリオットとランパードを取り除く作業をしなければいけなかったとか。また、なぜか北朝鮮の最高指導者であるキム・ジョンウンのものもあったそうで、それも取り除いたそう。

リーズのエランド・ロードに実際に配置された“段ボールサポーター”の姿がこちら。

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すごい数…これは壮観だ!

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ただ、中にはワンコがいたりもする。

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