『Independent』は4日、「イングランド・リーグワン(3部)のサンダーランドは、北朝鮮に公式サポーターズクラブの支部を立ち上げた」と報じた。
記事によれば、そのサポーターズクラブを運営しているのはトム・フォーディ氏。
彼はサンダーランド出身で、旅行会社の『Visit North Korea』創設者。同社は6部リーグに所属しているブライス・スパルタンズのスポンサーにもなっている。
フォーディ氏は現在北朝鮮でサンダーランドのプロモーションを行っており、ファンベースを作ろうとしているそう。
トム・フォーディ
「我々の計画は、サッカーのシャツやマフラー、記念品などサンダーランドの商品を徐々に寄付することによって人気を高めることだ。
地元の学校、大学、その他の機関への寄付を検討している。北朝鮮の人々は国内のサッカーを愛しているが、サッカーのシャツを買うための機会やリソースを持っていない。
これは我々のファンベースを発展させるだけではなく、我々より幸運ではない人々への慈善活動という点でも素晴らしい機会となる。
我々はゼロからスタートしている。それがこの挑戦を興奮させる。彼らはプレミアリーグを意識している。必然的にビッグクラブへと向かっていくものだが、我々は個人的な方法で彼らと関係を作っていく」
1966年にイングランドで行われたワールドカップでは、北朝鮮代表はミドルズブラを拠点として活動し、イタリアを1-0で破るなどの活躍を見せている。
その関係もあってイングランド北東部と北朝鮮の間には有効的な関係があるそうなのだが…これからどのように発展していくのだろうか。