プレミアリーグの再開からマンチェスター・シティとブライトンに連敗してしまったアーセナル。そのパフォーマンスには大きな批判が集まっていた。

そこで意外な形で頭を抱えることになったのはDFエクトル・ベジェリン。

彼は3月の段階で新しい社会貢献活動を立ち上げており、シーズン終了までの試合で勝利するたびに3000本の木を植樹することを約束したのだ。

ところが…勝てないということで全然木が増えない。

『The SUN』によれば、そこでカウンターをぶつけてきたのがブックメーカー(賭博企業)の大手パディ・パワー。彼らは突如このような声明を発表したのだそう。

「プレミアリーグが戻ってきてからというもの、アーセナルのディフェンスが守るエリアは2回崩壊してしまった。

我々はベジェリンに寄り添い支援することにした。いまのところ彼のチームは失点を防ぐことも、環境破壊を防ぐことも出来ていないためだ」

皮肉の利いたコメントとともに、パディ・パワーは「アーセナルが勝利を逃すたびに6000本の植樹を行う」と約束したのだ。

これによって、アーセナルが勝っても負けても引き分けても木が増えていくという状況に。これでベジェリンも安心して負けられる…わけではないが。

幸いにしてアーセナルは25日の試合でサウサンプトンに勝利。

若手エディー・エンケティアとジョー・ウィロックがゴールを決め、2-0と敵地で勝点3を獲得している。そのため、今回は無事3000本の木がベジェリンによって植えられることになったぞ。

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なお、アーセナルの次の試合は28日のシェフィールド・ユナイテッド戦。今度植えられる木は何本になるのか…。

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