バビントン(キャプテン翼)
サッカーゲームの中で最もストーリー性があったのがテクモ時代のキャプテン翼シリーズだろう。
ゲームの中ではオリジナルストーリーが展開されオリジナルキャラと共に現実の漫画以上に熱い展開を見せていた。
特に2作目の『キャプテン翼II スーパーストライカー』では最初サンパウロFCユースでスタートするのだが、翼と共にチームを引っ張るのがアルゼンチン人のバビントンである。
ファミコン、また漫画には登場しないゲームのオリジナルキャラということもありバビントンはストーリーでの会話などはない。
しかし、翼はだいたい必殺技を打たせるので(子供だからスタミナ配分などはない…)ガッツが不足し、バビントンが得意のパスを使ってゲームメイクするというのが定番パターンである。
元々アルゼンチン人だがファン・ディアス率いるアルヘンティノス・ジュニアーズとの試合が評価されサンパウロFCへ引き抜かれたという設定で、後にアルゼンチンのユース代表として敵となり立ちはだかる。後年の作品ではA代表メンバーにピックアップされている。
まさにゲームの中で成長をしたプレイヤーだ。