アーダーム・ボグダーン(ボルトン/リヴァプール)

今回のリスト入りしたGKたちは1チームで駄目だったケースが多いが、彼の場合は2チームで駄目だった。

2007年にボルトンに加入したボグダーンは、守護神ユッシ・ヤースケライネンの出場停止や怪我によって、2011-12シーズンから正GKに。チェルシー戦で5失点したほか、エヴァートン戦では相手GKティム・ハワードにもゴールを献上。20試合に出場したが、チームはプレミアリーグから降格した。

その後出番を減らしていったが、2015年にリヴァプールへフリー移籍。ブレンダン・ロジャーズ監督が正GKシモン・ミニョレの控えとし彼を獲得したのには本当に当惑させられた。

数か月後にはカップ戦でレッズデビューを果たしたが、プレミアリーグで出番を得たのは、ロジャーズが解任された後だった。

そのワトフォード戦では開始3分でコーナーキックをキャッチミスして失点を献上(以下動画)。3-0で敗れた試合のパフォーマンスは衝撃的に酷かったと言える。

エクセター・シティとのFAカップでもコーナーを直接決められて、さらに評価は降下。当然のことながら、2016年の夏に彼はウィガンへと去っていった。

(※編集部追記:ヤースケライネンの代役としてデビューした際には、果敢な飛び出しでピンチを防ぐなど好プレーを見せたはずだが…。)