いよいよ今週から再開されるプレミアリーグ。中断中の振る舞いで評価を高めた選手のひとりが、マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードだ。

彼は自らも同じような境遇にあったため、学校閉鎖で無償の給食にありつけない子供たちのために25億円分の食料を確保するなどした。

さらに、彼は政治家たちにあることを嘆願。英国ではロックダウンにより学校が閉鎖された際に貧しい家庭の子供たちの食事を支援するバウチャーシステムが3月に導入された。ラッシュフォードは夏休み中も脆弱な子供たちが引き続きこの支援を受けられるように訴えたのだ。

ただ、『Guardian』によれば、ボリス・ジョンソン首相はラッシュフォードの訴えを拒否したという。

官邸側は学期終了時点でこのバウチャーシステムは終了するとコメント。そのうえで、「首相は国中の家庭が直面している問題を理解している。だからこそ、政府は食料や生活必需品に困っている家庭を支援するために、地方自治体に6300万ポンド(85億円)を追加すると先週発表したのだ。首相はできる限り早くラッシュフォードの嘆願に回答する」と広報官は説明したとのこと。

英国最大の教員組合の幹部もラッシュフォードの提案を「完全に支持」していたそう。

そんな子供に優しいラッシュフォードがキッズたちと対面した際の様子がこちら。

シティファンの少年からの強烈な質問や「腹筋割れてるの?」という質問にも答えているぞ。

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ただ、ラッシュフォードは首相から提案を拒否された後も諦めないと誓っている。

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